2004年4月25日(日)12:17

世論調査によればイギリス国民の過半数はEU憲法に反対

ロンドン(AP)

世論調査によれば、国民投票を行った場合、イギリス国民の過半数はEU憲法に反対票を投じるという。『サンデー・テレグラフ』紙の委託でICM社が行った世論調査によれば、68パーセントは欧州憲法を拒否し、賛成はわずか21パーセントに留まるという。『ニューズ・オヴ・ザ・ワールド』紙の委託による第二の世論調査では、反対が55パーセント、賛成が25パーセントとなっている。*) しかし、この調査では51パーセントがEU残留に賛成で、欧州連合離脱を望む者は36パーセントであった。

イギリスのトニー・ブレア首相は先週火曜日、EU憲法を国民投票で問う意向を表明した。しかし実施の期日には触れなかった。憲法草案については現在、欧州連合で協議が行われている。憲法の目標は、EUの決定プロセスを5月1日以降の25ヶ国体制に適合させることである。憲法の発効には加盟全25ヶ国の批准が必要とされる。今回の二度の世論調査の誤差は3パーセントと発表されている。

原題:Mehrheit der Briten laut Umfragen gegen EU-Verfassung

*)訳注:原文には、「憲法に賛成が55パーセント、反対が25パーセント」とあるが、本文の文脈、および同日12:06のドイツ通信社のニュース EU-Verfassung in Grossbritannien derzeit chancenlosから誤記と判断される。




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